12月25日、酢屋の屋根の上に飾ってある布袋様の改修工事の為、布袋様が座してある祠をクレーンで吊り下げました。
酢屋の布袋様の歴史は古く、酢屋で長らく販売していた軟膏の広告塔として、荒木盛男氏のおばあさんが長崎で買ってきたものだそうです。屋根上にあり大きくて目立つ事から、昔から森町界隈で待ち合わせのシンボルとなっていました。
長い間風雨にさらされて、傷みが激しいため、今回修理することになりました。ですが修理を終えるまでに時間がかかるので、当分の間、来客者の目に触れる酢屋の蔵に安置しておくそうです。
▲酢屋の布袋様、この下がよく近所の人たちの集合場所となっていました。
特に子どもたちの間では「明日の朝、布袋様の下に集合な!」なんていう会話が日常茶飯事に交わされていたそうです。
▲作業の前に、穴井宮司の下、神事が行われました(写真左)
▲クレーンで慎重に祠を下します(写真中央、右)
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