本年度は「地域づくり」を学ぼうと、11月19日、杵築市と安心院町への視察研修を実施しました。
　この日はこの冬1番の寒気がやってきて、由布岳あたりで、初雪が見られるほどの寒さ…でも、研修は充実したものとなりました。
　 杵築市と安心院町、環境の違いはありますが「地域活性化」ということでは共通点があり、どちらも参考となるものでした。

　杵築市 城下町

　杵築市役所の職員さん、ボランティアガイドさん、観月祭実行委員長さん3名による説明を「きつき城下町資料館」で聞いたあと、城下町へ見学に。
　一松邸、酢屋の坂、杵築城などを巡りながら、城下町のイメージに合う景観を守るための電柱の位置の工夫、塀、道路の作り方など統一感のある街並み整備が行われていることが感じられました。 ガイドさんによるおもてなし、行政と市民とがいっしょになって創り出すイベント等、活気ある杵築市の取り組みを学ぶことができました。

　安心院・松本イモリ谷

　「イモリ谷というのはどんな所なんだろう？」そんな気持ちで到着したのは、総戸数56戸、人口150人という小さな農村でした。
　そこで、集落グリーンツーリズムに取り組んでいる荷宮さんのお話を聴きました。 小さな農村だけどやっていることは大きい…そう思わせるすごい実践をしている地域でした。
　平成16年には全国農林水産祭むらづくり部門で天皇杯を受賞したと聞いてまた、驚き！ 田舎だから出来る事。気持ちひとつ（意識改革）で田舎も楽し！！そんな信念で取り組んでいる荷宮さんたちの実践は多いに刺激になりました。

 

  
▲きつき城下町資料館にて、職員の説明を熱心に聞く役員の方々

  
▲杵築の城下町を散策、今回の研修で得るものが大いにあったようですね。