12月2日(日)中津市、豊後高田市にコミュニティ役員で視察研修に行きました。
中津市では『沖代すずめの家』を訪れ、
代表の吉田日出子さんに「すずめの家」を立ち上げたいきさつや、
これまでの活動などについてお話を伺いました。
吉田さんは、自分たちの住むまちを自分たちの手で住み続けられるようにしたいという思いで、
平成元年から地域ボランティアの活動を行ってきました。
80~90代の方が集うすずめの家は地域サロンとして週2回活動しています。
ボランティアする側される側と区別するのではなく、
対等な関係を持ち義務ではなく楽しんでやるということが大事だと言っていました。
午後は豊後高田市の昭和の町を訪れ、案内人のお話をききながら商店街を散策し、
商工会議所の山下事務局長に「昭和の町」の取り組みについてお話を伺いました。
商店街にかつての賑いを取り戻そうと、関係者によって再生の取り組みが行われたそうです。
何度も会議を繰り返し、発想の転換で「昭和」をテーマにまちづくりがスタートしました。
今では年間40万人が訪れる観光地になり、この日も多くの観光客で賑わっていました。
「まちづくり」「地域づくり」をテーマに行った今回の視察研修では、
行政に頼らず住民が自分たちで何とかしようという強い「思い」を感じました。