10月16日(金)、森中央小学校5年生(34名)と美山高校地域産業課1年生(20名)が、農業主任 尾臺直樹先生他が見守る中、美山高校敷地内にある実習田で7月に田植えを行った実習田で稲刈りをした。
はじめに、稲を刈るかまの使い方について説明をうける。
「稲はたくさん持たずにしっかり握りその下を引くようにカマで切り取って下さい。カマの先は必ずしたに向けて行動して下さい。となりの人との距離が近いので気をつけて作業しましょう。」と美山高校の生徒から小学生に活動についての注意点を伝え、一列に並んで田んぼに入った。
カマを持った小学生の側についた高校生が丁寧に優しく声をかけ、刈り取った稲を受け取り機械に入れ脱穀を行う。
小学生のなかには7名ほど農家の児童がいたが、ほとんどの生徒が初めての体験、怪我もなく手際よく刈り取ることができた。
仕上げに取り忘れた稲穂をみんなで拾った。
終わりに、刈り取った稲について品種や産地によって育て方や米の形や味が異なると美山高校の先生からお話しがあった。
また、「植物や動物は私たちのように話すことが出来ません。稲は稲刈りをして欲しくなったら、稲穂の中にたくさん実が成長して重たくなって頭を下げて“稲刈りをして下さい”と教えてくれます。皆さんも身近な生き物などに関心をもって接して欲しいです。」と話があった。
今回刈り取った稲は、11月に精米され小学校に届けられるので、子どもたちも楽しみにしているようだった。