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 11月24日(火)、森中学校1年生44名がグループ別に各テーマを設定して地域学習をしました。

 郷土料理を学ぶ班は人参の会(代表:衛藤登美恵さん)の皆さんの指導を受け「子育て団子汁」を作りました。
 地域づくり調査班は小幡益広さん(軒先市会長)から、「五の市」が始まった経緯や歴史、活動内容など地域づくりにかける思いや願いなどを聞いた後、膝を交えて意見交換を行いました。

 

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▲五の市について調べるメンバー

 

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▲子育て団子汁を作るメンバー

 

子育て団子汁の作り方

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 「子育てだんご汁」は、出産の終わったお嫁さんの、体の健やかな回復を願うとともに、たっぷりのお乳を出して元気な子どもを育てるため、昔より玖珠地方に伝わる伝承料理のひとつです。

 一般的なだんご汁は小麦の粉で作りますが、この料理では、もち米が原料の寒ざらし粉(寒の入りの時、水につけて乾かしたもち米を粉にする。1年間おいてもわるくならない。虫もつかない。)で作ります。
 もち米は昔から「母乳の出を良くする」と言われており、よくこねて、手のひらで作る丸いだんごは、赤ちゃんが丸々と丈夫に、円満な人柄に育つようにとの願いがこめられています。
 芋がら(干しずいき)は、お産で体内に残った古い血を外に出す効用があると言われており、カルシウムも豊富に含まれています。
 玖珠町の特産品の椎茸は、体温を下げるために、この料理には使用しないとされています。

★材料(4人分)

 米粉  200g
 芋がら 10g
 ごぼう  50g
 にんじん 50g
 さといも 150g
 ねぎ 2本
 だいこん 100g
 味噌 50g
 だし汁 1L


★作り方

  1. 芋がらは水でもどして食べやすく切る。野菜類も食べやすく切る。
  2. ねぎは小口切り。
  3. 米粉に水を少しずつ加え、こねる
  4. だし汁と(1)の野菜類を火にかける。野菜類に火が通ったら味噌をとく。
  5. (3)の団子を丸めて入れ、団子が浮き上がってきたら火が通ったサイン。
  6. 器に盛ってねぎを散らす。

 

※写真はクリックすると拡大します