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 27日(月)、地域に伝わる「行事」や「祭り」について関係者5人から授業を受けました。

 新春子ども祭り(大谷徹子さん・四日市)、森祇園祭(吉田栄治さん・帆足)、機関庫祭り(尾方秀則さん、四日市)、森自治会館祭り(帆足しのぶさん・日出生)、正月行事やどんどん焼き(佐藤俊一郎さん・帆足)について、写真やビデオ等の資料を持ち込み、取り組みの目的や様子について説明を聞きました。
 各々5グループが学習したことをまとめて3学年全体で発表会を行いました

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▲尾方秀則氏(写真左)、吉田栄治氏(写真右)

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▲帆足しのぶ氏(写真左)、佐藤俊一郎氏(写真右)

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▲大谷徹子氏(写真左)、授業を受けて森中央小3年生の学習発表(写真右)

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▲『俵打ち』に使うミニ米俵

 佐藤俊一郎氏が住む帆足の西地区では『俵打ち』という正月行事があります。  毎年どんど焼き(1月の第2日曜日)の前日に、子ども達が地区の家々を回って、玄関に手のひらサイズのミニ米俵を打ち込み(投げ込み)ます。打ち込まれた家は、子ども達におもちやお菓子、お年玉をあげてお礼をします。  打ち込む家の、五穀豊穣を願う行事です。  ただし、西地区では子どもの減少で今後の継続が難しい状況にあるそうです。

 西地区の正月行事で『俵打ち』と一緒の時期にしていた行事に『もぐら打ち』というのもあります。これも各家々を子どもたちが回り、篠竹で家の周りの地面を叩いて、もぐらを追い払う真似をします。終わると子どもたちは家の人からお礼をもらいます。  農業に害をもたらすもぐらを追い払うことで、五穀豊穣を願う行事です。  こちらは子どもの減少で現在は行われておりません。

 昔からの正月行事を2つほど紹介しましたが、少子化・過疎化が進む中、このような行事は年々、減少しており、寂しい感じがしますね。

 

※写真はクリックすると拡大します